about
ballet
マンガ・アニメ
マンガ・アニメオタクチックな感想
紅茶・犬・花etc
φ(*'д'* )メモメモ・連絡先
何かありましたら、 ***haru_h_ren@hotmail.com までご連絡お願い致します。 (先頭の***は外して下さいね。)
お借りしました
CSS+HTMLテンプレート:
komachi様
デザインテンプレート
* komachi * |
ご挨拶
ようこそ、辺境のまで。
たいしたものはありませんが、楽しんで頂ければ幸いです。
同じような趣味がありましたら、気軽に話かけて下さいね。
新国立劇場 『ローラン・プティのコッペリア』 [2009/06]
♪感想 言いたい放題 ※♪キャストはこちら
始め、寺島さんとロホの日を会員先行で取りましたが、 公演前に、やっぱり小野さんも見たいと思い、 小野さんとロホをもう一枚取りました。 というか、アカデミックプランがでるのを期待していたのですが、 今回、2人で1人分の値段というプランしかなかったので、 諦めて普通に買いました。 今回は、キャスト表に全員のせてくれてもいいのでは? と思う人数だったので、コールドものせて欲しかったです。 オケですが…そこまで悪くなかったですが、 たまに音が外れたりした気がする。●6月27日(土)[14:00〜 B席3階1列目16?] スワニルダ:寺島ひろみ フランツ:山本隆之 私のコッペリア初日です。 ありがとう、ひろみさん!と心から思いました。登場から本当に素敵でした。 とてもお茶目でかわいいスワニルダ。雰囲気もぴったりで、 個人的にはとても調子がよかったように思います。 山本さんも安定した動きで、足先、手先まで伸びてて本当にきれい〜 初めて山本さんが素敵だと感じたかも。 いつも新国はゲストから見るので、どうしても劇場ダンサーと比べてしまい 素直に感動できないのですが、今回はこれが私のコッペリア初日。 やっぱりゲストより前に見ると感動も大きいのかな。 プティ版のコッペリウスは面白くて見応えがあります。2幕は彼の見せ場です。 ある意味もう一人の主役と行っても過言では無い。 前にラカッラのやつを情報センターで見てたので 内容はだいたい知っていましたが、何度見ても コッペリアの人形とダンスを踊るシーンが笑える… 容赦なくブンブン人形振り回すし。 あとシャンパンをほんとに舞台上にぶちまけたりこぼしたり (この後支障がないのかいらぬしんぱいをしつつ)、 なかなかない演出だなと思います。 今日コッペリウスを演じた彼(新国の講師なんですね)も ボニーノ並みにすごいと思います。普通マイムが中心のコッペリウスだけど、 踊りでも十分見せてくれました。 普通あまり格好いいイメージをコッペリウスに感じることはないけど、 格好いい紳士なおじ様でした。 フランツも山本さんがイメージ通りに演じていたと思います。 スワニルダのひろみさんとの駆け引きも見ていて楽しかった! 他の女の子にちょっかい出したり、 窓辺に座っているコッペリアに夢中のフランツに、ご機嫌斜めなスワニルダ。 やきもちを焼いているのがこれまた可愛いんですよ('-'*)フフ パ・ド・ドゥも息がぴったり。二人の足の動きも揃っててとても綺麗。 見ていて幸せな気分になりました。 ひろみさんのグランフェッテも良かったです。 ただ、普通のコッペリアを期待していると、3幕が物足りないと思います。 祈りとか時の踊りとかその他の踊りがほぼ省かれている気がする。。。 以下個人的なこと。 さいとうさんのメイクがいつもよりナチュラルで幼い印象でした。 かわいらしい感じで私的にはとても好み。良かったです。 スワニルダの六人のお友達もみんなそれぞれ 個性的なメンツが揃ってて楽しめました。 やっぱりその中でも、西山さんがピカイチかな。 (※この日、一人は、まゆみさんではなく、丸尾さんでした。) 私はどうしてもさいとうさん贔屓になりがちなんですけど。 動きがぴったり揃っていたかというとそうでもないけど、 あれはそういうもんだと思えば悪くないと思います。 揃っててほしい所は揃ってた気がするし。 マイレンですが、周りと比べると目立って素敵♪今回はコールドが主でしたが、 ツートップ、スリートップのセンターで、 常に安定したジャンプ、回転、着地を見せてくれました! 本当にいつも格好いい!様になってます!●6月28日(日)[14:00〜 C席4階1列目42?] スワニルダ:小野絢子 フランツ:八幡顕光 気になって買ってしまった小野さんのスワニルダ。 若い2人ですが、良さが出て良かったと思います。これはこれで見てよかった! この日は、別の会場で、過去のバレエフェスティバルの上映会があったようで、 これに行っている人も多かったみたいです。私も気にはなったのですが、 一人で行くのは気が引けて… だって、バレエに詳しい人や、友達連れで来る人が多い気がしたから。 小野さんのスワニルダ。ひろみさんと比べてしまうと、 技術面ではおとるかなあという印象でした。 若いし発展途中のダンサーだからこれからを大いに期待してます。 あくまでひろみさんと比べてしまうと… ということで、決して悪かったわけではないです。 いつも通り、動きは丁寧だし、足先手先まで綺麗でした。 小野さんは容姿も可愛らしいので、見ていて微笑ましい。 席は四階一列目の右側だったので、 人形コッペリアはあまり見えなかったのですが、 その分コッペリアに向けるスワニルダの表情はよく見えました! 1幕のフランツとのパ・ドドゥ、すごく良かったです。 何より顔の表情がとても豊か。 スワニルダの少女らしいやきもちや、幸せ感や、楽しさが素直に表れてて、 クルクル表情が変わる様子がとても愛らしかったです。 私の中では一番、女の子らしい素直で、 自然な表情だと感じたのは小野さんでした。 あとはフランツ。山本さんとはまた違った八幡さんの演技。 山本さんは体の線も踊りスマートなイメージですが、 八幡さんは足も筋肉質でがっしりした感じ。 +得意なキャラクテールを生かした、コミカルでかわいらしい、 笑いも出るような演技でした! 八幡さんらしさいっぱいだったと思います。 コッペリウスとのやりとりは本当に笑えた。 やはりジャンプの着地や全体的な安定感は、 山本さんのほうが安心できたかなと思いますが、 それでもすごく楽しめた舞台だったと思います。 今回はまゆみさんがスワニルダの友人役として登場して、 また楽しみが増えた感じです。主要メンバーは目立ちます。 個人的にはやはり、西山さん、まゆみさん、さいとうさんが 気になってしまいます。昨日舞台でコッペリウスがシャンパンを ぶちまけてしまったのはアクシデントみたい? 今日は溢れることなく演じていました。●6月28日(日)[18:30〜 B席3階4列目27?] 29日(月)[19:00〜 D席4階4列目43?] スワニルダ:タマラ・ロホ フランツ:ホセ・カレーニョ <28日(日)> 変わって夜。本日二回目。初めてダブルヘッダーしました。 小野さんの公演後に情報センターで暇をつぶそうと思ったのですが、 みんな考えることは同じ…すぐ満席になってしまったとのこと。 そんなことはさておき… ロホ〜!ちょー可愛いです。お人形さんみたい。 この前テレビでマノンを見たときも思いましたが、すごく可愛い! ゲストはやっぱりテクニックが見せどころです。 回転、ジャンプ、振り、どれをとっても余裕たっぷり。 特に回転軸がずれなくて、やっぱり綺麗に決まります! この点はいつ見てもすごいと思う。 カレーニョは、なんかとても品があるフランツでした。 前の二人のようなはっちゃけた感が無い。 動きも滑らか〜庶民ではなく、ある程度家柄の良いご子息って感じ。 それを保ちつつコミカルを演じていました。プレイボーイ感はすごくあったけど。 そしていつも思う。ゲストの回は演出や振りが違う…あたりまえなんだろうけど。 ゲストの見せ場が増えてます。いや〜すごいね。 ロホは正直出だしの印象は良くなかったかな。 踊りは完璧だけど、表情があんまり…楽しそうじゃなかった気がする。 でも時間が経つに連れて、見ていて楽しくなってきた。 もともと表情が豊かな人だし。 2幕のコッペリウスとのやりとりも見応えがありました。 コッペリウスですが、なるほど〜違いますね。 お昼が品の良いおじ様なら、夜は完全にコミカル路線です。 かっこよさはあまりなく、ピエロのような楽しいおじさん。 人形コッペリアを愛してます!って感じ。 アドリブも色んな所に散りばめられていて、ついつい見入ってしまう。 目が離せない?流石です。 本を見るとき胸ポケットから老眼鏡を出してかけてみたり、 人形コッペリアと会話してみたり…楽しさで言えばこっちに軍配。 三回目にして初めて気づいた。コールドの兵隊さんは ずっと同じメンバーじゃないのね。 マイレンしか見てなかったからあんまり気にしなかったけど。 女性陣はちょっと変わってるなと思ってたんだけど、 バリノフ君がいないのかと思って見てみたらいたのね… あと改めて思った。マイレンは表情がハンパなく変わるね。 ついつい笑ってしまいます。オーバー過ぎやしないかと思うくらいですが、 これくらいやってくれた方が、見てる方としては楽しいよ。うん。 思いっきり川村さん?にキスしてたのにはさすがに驚きました… それだけ役になりきってるということですね。 同じ振りでもタイミングや大きさが変わるだけで雰囲気ががらりと変わる。 これも舞台楽しみ方の一つだと思います。 というわけで、人が変われば全く別の舞台になるしそれぞれ良さもある。 三人とも、どれも良い舞台だったと思います。 ---------------------------- <29日(月)> ロホ二日目。今日の方が出だしからいい感じ。ッてか、やっぱりロホは可愛すぎる。 お人形さんそのものだ。小柄だけど、存在感あるし、テクニックも確か。 その上あんなに可愛いなんて犯罪です! グランフェッテもトリプルも入ってたりして初めてみたかも。驚いた! だいたいダブル止まりかなと思うんですが、 全然軸はずれないし、安心して見ていられます。 コッペリアを演じているときのロホも、人形らしく振る舞って、時には笑いも誘って、 ずっと楽しませてくれました。 扇子を持ってるとき(ボレロ?)、ネクタイ?を体に巻かれた時の踊り(ジーク?) はとても切れがあって印象に残ってます。 あと、六人のスワニルダの友人も館に入った時足をガクガクさせてて、 かわいらしかった〜そして改めてさいとうさんが好きだと実感。 小さいながらも、体を大きく見せようと動きが人一倍大きめ(な気がする)。 その分ちょっと目立ちがりや感があるかもですが、私は問題なしです。 コッペリウスの屋敷に忍び込むとき、 最後の一人、「ダメだよ!」と首をイヤイヤしているときの さいとうさんはほんとに抱きしめたくなる〜小動物並みのかわいらしさです! そして手先まで、きちんと気を使っていると感じるのは やっぱりまゆみさんですね!さすが。 西山さんとまゆみさんは、やっぱり凄いなと思います。<その他 全体をとおして> プティのコッペリアは、コッペリウスがポイントです。 人形コッペリアと踊るシーンがきっと一番の見せ場だと思います。 ココを上手く演じられるかで、舞台の印象がかわるんじゃないかな。 ボニーノはプティ作品では欠かせない人なんですね。 右腕とも言われている凄い人。納得出来る演技でした。 そして今回初めてみれたロホ。 正直カレーニョにはあまり興味ないですが、ロホは見れて良かったです。 身長も低めで、小柄な体型ですが、 とても素敵で可愛らしいダンサーだと思います。 他の作品も見てみたい。特に眠りのオーロラとかきっと素敵に違いない。 オープニングの音楽ですが、個人的は気に入らない。 やっぱりオケで演奏して欲しい所。 だから、二幕のオープニングは目を閉じてじっくりと堪能して聞いていました。 ドリーブの音楽は素晴らしいと思います。 コールドも今回は全日程、とても良かったと思います。 あと、スワニルダの6人の友人のブリッコな振付けも、 忘れられない…(・-・*)ヌフフ♪全体的にとても楽しい公演でした! ん?もう一人は見ないのかって? はい、残念ながらみる気無いです。。。 あまり好みじゃないので、どうしてもいつも避けてしまいます。すみません。 ですが、10月のドン・キホーテは全キャスト見ます。 席種は…愛情が表れましたが。 追記 2009/06/30唯一コックリしてしまったのは、寺島さんの日の二幕… コッペリウスとのやり取りしている場面。 舞台暗めだし、疲れて舞台に飽きてくると眠気が… 決して悪い舞台ではなかったのですが、前日の寝不足が原因か。 イマイチ、プティのコッペリアに乗り気ではなかった私に、 ・初日から舞台に好印象を与えてくれたのは、ひろみさん。 ・表情を楽しめたのは、小野さん。 ・楽しめたフランツは、八幡さん。 ・テクニックと可愛らしさと幸せ感をくれたのは、ロホ。 プティ版のコッペリアも悪くないなと思いました。 でも、このメンツで、やっぱり普通のコッペリアを見てみたかったです。
♪キャスト 新国立劇場HPより引用
【スワニルダ】 タマラ・ロホ(28(ソワレ)・29日)) 本島美和(26・27(ソワレ)・30日) 寺島ひろみ(27日(マチネ)) 小野絢子(28日(マチネ)) 【フランツ】 ホセ・カレーニョ(26・28(ソワレ)・29日)) 山本隆之(27日(マチネ)) 江本拓(27(ソワレ)・30日) 八幡顕光(28日(マチネ)) 【コッペリウス】 ルイジ・ボニーノ(26・27(ソワレ)28(ソワレ)・29・30日) ゲンナーディ・イリイン(27(マチネ)・28(マチネ)日) 【スワニルダの友人】 西山裕子/さいとう美帆/伊東真央/寺田亜沙子/細田千晶 寺島まゆみ[28日昼・夜、29日]/丸尾孝子[26日、27日昼・夜、30日] 【振 付】ローラン・プティ 【音 楽】レオ・ドリーブ
Copyright (C) 2009 sneepy , All rights reserved.