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白鳥の湖 [2009/07/02記]
ひとこと・見所 あらすじはこちら
ひとこと
誰もが一度は聞いたことある、バレエで最もメジャーな演目だと思います。 中でも、白鳥の湖のテーマ曲である「情景」と、「四羽の白鳥の踊り」は 一度は耳にしたことがあるはずです。 作曲は言わずと知れた、チャイコフスキー。 チャイコフスキーの三大バレエの一つです。 残りの二つは『眠れる森の美女』と『くるみ割り人形』。 今でこそメジャーですが、初演は大失敗だったそうで、 チャイコフスキーが二度とバレエ音楽を書かないといったくらい。 白鳥の湖ほど、色んな版がある演目はないのでは?と思うほど、 色々な人が改変しています。10以上あるはずですが、 どれも話の流れはだいたい同じ。 ただ、使う曲が違ったり(特に補完曲の使われ方は、人それぞれ)、 曲順が違ったり、物語の解釈の仕方も変わってきます。 コレと決まっている訳ではありません。 白鳥に限りませんが、特に3幕のディベルティスマン(民族舞踊)や 王女様の扱いは結構違うかも。 また、道化が出てこなくて、もの足りない時もある。 一番の特徴は、エンディングが2バージョン存在すること。 ロットバルトの呪いによって、オデットが死ぬバットエンドと、 王子との愛の力で呪いに打ち勝ち、ロットバルトを倒すハッピーエンド。 原作はもちろん、バットエンドです。 ハッピーエンドは、ロシアの社会主義時代の政治的な影響が強い中?に、 作られたものらしいです。なんとなく無理矢理感があるので、 個人的にはバットエンドの方がしっくりきます。 また、主役がオデット(白鳥)とオディール(黒鳥)の二役を一人でこなすのが、 ほぼ定番。昔誰かが踊って評判が良かったので、今日も一人二役をやることがほとんど。 一幕の湖からずっと出演していることになるので、かなりの体力も必要。 ただ、Kバレエでは、別々に踊るのが普通らしい。 コールドの美しさを堪能出来る作品でもあります。 特に湖のシーンの白鳥のコールドは、綺麗に揃っていると涙が出そうになる位、 すごく綺麗で感動させられます。
見所
一幕: 道化のふるまい、踊り 王子の友人三人(女2人、男1人)で踊るパ・ド・トロワ 湖で王子とオデットが出会い、その後のパ・ド・ドゥ 湖の白鳥たちのコールド 小さい四羽の白鳥の踊り(四人の足が綺麗に揃っていたら、拍手!) 王子とオデットのバリアシオン 二幕: 道化のふるまい 民族舞踊(チャルダッシュ、スペイン、ナポリとか) ※ロシア(ルースカヤ)は無いときも結構ある。 オディールの登場、王子へのアプローチ オディールの32回転 三幕: 白鳥たちのコールド 二羽の白鳥の踊り(コレ結構ポイント高し) エンディング 一番の見所は、一人二役こなす主役の、白鳥と黒鳥の踊り分け。 如何にこの二役を演じるか、違いを楽しむのもこの演目の特徴。 また、二幕のオディールのグランフェッテは、やっぱりはずせません。
流れ、あらすじ
プロローグ
牧阿佐美版は、ここでオデットが白鳥にされてしまうくだりが入るが、 通常は、演奏だけでおわり幕は開かない。
一場
王子が登場。宮廷で宴が開かれている。 道化、パ・ド・トロワ 楽しい宴の最中、王妃様が登場し、王子に結婚相手を見つけるように諭す。 乾杯の踊り
二場
宴のあと、王子は外へ狩り?に出掛ける。 湖でオデットを発見し、オデットの美しさに心を奪われる。 白鳥たちのコールド、四羽の小さな白鳥と大きな白鳥の踊り 王子とオデットのバリアシオン 夜が明け、白鳥に戻ってしまうオデットに王子が永遠の愛を誓う。 オデットへの永遠の愛を貫く事が、オデットの呪いを解く方法である。
三場
場所は宮廷。王子の結婚相手を決める為の宴が行われている。 道化のダイナミックな踊りは必見。 6人の婚約者候補の王女様が登場。また、 ロットバルトがオデットにそっくりなオディールを連れて姿を現す。 民族舞踊が披露される。 オデットが王子の気を引こうと、パ・ド・ドゥを踊ったり、 32回転のフェッテを披露。そんなオディールに王子は夢中になる。 最後、騙された王子はオディールに愛を誓ってしまい、 ロットバルトの思惑にまんまとはまってしまう。
四場
王子は湖へ向かう。 オデットは王子に裏切られ、深く傷つく。 二羽の白鳥がコールドの中で踊る。 最後、呪いに勝てず、息絶えるオデットと共に王子が湖に身投げする場合と、 愛の力で呪いに打ち勝ち、ロットバルトを倒すハッピーエンドの2パターンある。
通常、休憩は2場と3場の間と、3場と4場の間。 主役が白鳥から黒鳥に着替えなければならないので。 新国立版は、3場と4場の間の休憩はなく、結構ハードスケジュール。 白鳥の湖の主役は、バレエを習っていれば、誰もが一度は踊ってみたい役だと思います。 また、1場のパ・ド・トロワと、道化の存在はかなり重要です。 個人的には、最後の二羽の白鳥の踊りが好き。 ただ、この曲は補完曲なのでCDに入ってない場合もあり、探すのが面倒です。
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